今、海外のSNSを中心にトレンド化している、Funko Pop風のAI画像。
世界に一つだけのオリジナルのフィギュア画像を作って楽しんでいる方が増えています。
愛犬家さんの間では愛犬のFunkoフィギュア風画像が流行っています。
この記事では、Funkoフィギュア風の画像を生成する方法をわかりやすくご紹介します。
使用するアプリは【Microsoft Designer】か【Bing】、どちらでも作成できます。
作成方法や、仕上がりの違いを比較しました。
ペットのフィギュアや人の形のフィギュアの画像を簡単に作ることができます。
- ペットのFunko pop風画像の作り方
『Microsoft Designer』の場合
『Bing』の場合 - 人間のFunko pop風画像の作り方
- 画像を作るための例文【プロンプト】を入力するコツ
- 複雑な画像を作成する方法は？
- 注意点！利用条件は？
シンプルなものから複雑なデザインまで、様々な画像を作成する方法をご紹介します。
コロンとショコラ我が家の愛犬コロンとショコラを、Funkoフィギュアにしてみます♪
Funko Popとは？
※画像は楽天の商品リンクです。
Funko Popは、米国の玩具メーカーFunko社の商品です。
ディズニーやマーベル、スターウォーズなど世界で1000社以上のライセンス商品を展開。
映画、テレビ、ゲーム、アニメなどのキャラクターがミニサイズで再現され、多様なラインナップがあります。
手頃な価格で入手できるので、趣味やコレクションの一環として楽しまれています。
Funko Pop風AI画像をアプリで作成
ここでは、【Microsoft Designer】と【Bing】を使った2種類のFunko pop風画像の作成方法をご紹介します。
それぞれのアプリの特徴
それぞれのアプリに特徴がありますので、使いやすい方で試してみてくださいね。
※どちらもMicrosoftアカウントの登録が必要なアプリです。
今回ご紹介する画像生成は、人やペットの特徴・背景などを文章化して、AIに画像を作成してもらう方法です。
アプリ【Microsoft Designer】を使用したFunko pop風画像の作り方
【Microsoft Designer】の特徴
使用するのは【Microsoft Designer】というアプリです。
※Microsoftアカウントの登録が必要なアプリです。
このアプリは、テキストから画像を作成するアプリなので、愛犬や愛猫の特徴を言語化して入力していきます。
アプリは英語表記ですが、入力は日本語で理解してもらえます。
【Microsoft Designer】を使ってFunkoフィギュア風の画像を作ってみます！
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ホーム画面下の「＋」をタップ。
画面上の枠内に、文章を入力していきます。
Funko pop風画像を作成する文章(プロンプト)を入力する
「collon」
上記のような画像を作成するために、以下のようなプロンプトを入力しました。
白とベージュのシーズー犬のFunkoフィギュア。
舌が少し出ている。
collonと呼ばれ、collonのロゴが入ったピンクのTシャツを着用。
頭にチェック柄のリボンを着けている。
いちごのモチーフ。
Funkoフィギュアは、FunkoBox内に表示され、箱にはフィギュアとcollonのロゴ、箱の外にもFunkoフィギュアが立っている。
箱の外のフィギュアは箱の中のフィギュアが隠れない位置に配置。
箱の模様はピンクでいちごの模様。
背景は淡いピンク。
3Dレンダリングが見えるようになっている。
ポイント
入力したプロンプトは、画像を作成すると消えてしまうため、打ち込んだプロンプトをコピーしておくと、気に入った画像ができるまで繰り返し作成する際に便利です。
入力したら、紫ボタン「Generate」をタップ。
するとこのような画面が出て、しばらく待つと画像が生成されます。
時間がかかる場合は、プロンプトをコピーしてメモに貼り付けて保存し、アプリを起動し直すと良いです。
機種によるのかもしれませんが、私のスマホは画像が1枚ずつしか作成されませんでした。
※パソコンで作成すると、一度に2枚作成されました。
気に入った画像ができたら、すぐに保存しておきます。
画像は「Share」→「Save」で保存できます。
繰り返し画像を作成したい場合は、プロンプトを打ち直すか、ホーム画面に戻ると再度作成できます。
プロンプトの犬種や名前、服装やアクセサリー・色などを変えて作成してみてくださいね。
【Microsoft Designer】は、日本語で入力してもイメージが伝わりやすいと感じました。
注意点！
同じプロンプトを入力しても、全く同じ画像が作成できるわけではありませんので、どんな画像が完成するのか楽しみながら作成していくと良いです。
試しに何回か同じプロンプトを入力してみたところ、毎回違う画像が生成されました。
【Microsoft Designer】は、作成した画像がアプリ内に保存されないため、気に入った画像が作成できた時はすぐに保存しておきましょう。
次は、アプリ【Bing】をつかってFunkoフィギュア風の画像を作ってみます。
アプリ【Bing】を使用したFunkopop風画像の作り方
【Bing】の特徴
もう1つ【Google翻訳】アプリも使っています。
※翻訳アプリは使いやすいもので大丈夫です。
ポイント
【Bing】は日本語に対応しているアプリなのですが、いろいろ入力してみた結果、一度翻訳アプリで英語にしてから入力した方が、AIにイメージが伝わりやすかったので、私は英語に変換してから入力しています。
※日本語のままでも使用できますので、「イメージ通りの画像にならないな…」という時に翻訳も試してみてくださいね。
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【Bing】は、下記の2つの方法で画像の作成ができます。
- 「Image Creator」で作成
- 「チャット」で作成
「Image Creator」は文字数に制限があるため、プロンプトの文章が長い場合は「チャット」がおすすめです。
【bing】の「Image Creator」でFunkoフィギュアの画像を作成
【Bing】のホーム画面上で「Image Creator」をタップ。
この部分にプロンプトを入力します。
Funko figure of a white and beige Shih Tzu dog.
Tongue sticks out a little.
He is called COLLON and wears a pink T-shirt with the COLLON logo.
He wears a checkered ribbon on his head.
Strawberry motif.
The Funko figure is displayed inside the FunkoBox, with the figure and the collon logo on the box, and the Funko figure standing outside the box.
The figure outside the box is placed in a position where it does not hide the figure inside the box.
The pattern on the box is pink with a strawberry pattern.
The background is light pink.
The 3D rendering is visible.
白とベージュのシーズー犬のFunkoフィギュア。
舌が少し出ている。
collonと呼ばれ、collonのロゴが入ったピンクのTシャツを着用。
頭にチェック柄のリボンを着けている。
フィギュアの横にいちごのモチーフ。
Funkoフィギュアは、FunkoBox内に表示され、箱にはフィギュアとcollonのロゴ、箱の外にもFunkoフィギュアが立っている。
箱の外のフィギュアは箱の中のフィギュアが隠れない位置に配置。
箱の模様はピンクでいちごの模様。
背景は淡いピンク。
3Dレンダリングが見えるようになっている。
このように、翻訳アプリを使って文章を英語にしてから入力します。
入力して【作成】をタップすると、4枚の画像が作成されます。
※主に4枚生成されますが、何度も作業していると一時的に3枚や2枚しか生成されない時がありました。
保存したい画像をタップすると、画面に大きく表示されます。
- 「…」をタップ
- 「ダウンロード」で画像が保存されます。
生成した画像は、ページの下部に保存されていきます。
画像を作成した後、時間が経っても再度ダウンロードが可能です。
ブーストは15回？
「Image Creator」で画像を作成すると、最初はコインの横に「15」と書いてあった数字が、1回の作成で1ずつ減っていきます。
０になったら画像が生成できなくなるわけではなく、画像を生成するために時間がかかるようになります。
時間がかかる時は、画像を作成中に一度アプリを離れても、時間が経ってから「Image Creator」の【作品】を確認するとちゃんと保存されていました。
0になったブーストは、しばらく時間が経つとリセットされます。
新しい画像は、【作品】のページ下部、一番左に保存されていきます。
以上が「Image Creator」を使って画像を生成する方法です。
次は「チャット」を使って画像を生成する方法を解説します。
【Bing】の「チャット」で画像を作成
【Bing】のホーム画面上で中央にある「チャット」をタップ。
※機種によって、マークが違う場合がありますが、真ん中がチャットです。
下の部分にプロンプトを入力します。
ポイント
チャットの場合は、プロンプトの直前に「下記のような画像を作成して。」という一文を入れておくと、画像を作成してもらえます。
この一文は、日本語でも伝わりました。
この文を入れておかないと、画像生成ではなく「会話」で終わってしまう場合があります。
「Image Creator」で作成した時と同様に、4つの画像が生成されます。
生成された画像は、「Image Creator」で作った時と同様に【作品】のところに保存されます。
チャットでの画像生成は、ブーストが30です。
ここで注意
「COLLON」という名前を入力しても、出来上がった画像は「COLILON」や「COLLLON」など、表記が曖昧になることがありました。
AIによる画像生成は完璧ではないので、気長に何度も作成する気持ちで楽しむと良いです。
次は、人間のFunkoフィギュア風画像を作成してみます。
Funko pop風の画像の作り方
【人間の画像を作成するコツ】
ここでは、人間のFunko pop風画像を作成するプロンプトをご紹介します。
同じプロンプトでも、全く同じ画像ができるわけではありませんが、いろいろな画像生成を楽しんでみてくださいね。
上の画像は、以下のプロンプトで作成しています。
Funko figure of a woman with two shih tzu dogs, called colon &chocola with me, long brown hair. The tips of her hair are curled. Her bangs are down and curled at an angle. Beige catsuit on her head. She wears a beige hooded parka, a long plaid skirt, and beige sneakers.
On the box is a figure and the logo of collon &chocola with me. There is also a funko figure standing outside the box. The figure outside the box is placed in a position where the figure inside the box is not hidden. The box is pink with a checkered pattern. The background is light pink. 3D rendering.
シーズー犬2匹を抱えた女性のFunkoフィギュア。
collon &chocola with meと呼ばれ、ブラウンのロングヘアー。髪の毛先がカールしている。前髪は下ろして斜めにカール。
頭にベージュのカチューシャ。
服装はベージュのフード付きパーカーを着て、チェック柄のロング丈のスカートを履き、ベージュのスニーカーを履いている。
箱にはフィギュアとcollon &chocola with meのロゴ。
箱の外にもfunkoフィギュアが立っている。箱の外のフィギュアは箱の中のフィギュアが隠れない位置に配置。
箱はピンクで、チェック柄の模様。背景は淡いピンク。3Dレンダリング。
ここがポイント！
- 一番伝えたい特徴を最初に記載。
- 髪型やアクセサリー、服装など、細かく設定したい場合は文章を区切る。
- 箱の模様や背景の色も設定可能。
- ロゴは英語がおすすめ
一番伝えたい内容を一番最初に入力すると良いです。
プロンプトの内容が複雑になると、画像の情報が伝わりにくくなります。
人の場合は、髪の色や長さ、髪質や性別などを入れたり、服装やアクセサリーなどを設定して個性を出していきます。
どんな特徴があるのかを、簡潔に指示することが重要です。
続いて、他の画像も作成してみます。
Funko figure of a woman walking a beige Shiba Inu, called Shiba with me, light brown hair color. The ends of her hair are curled. Her bangs are curled at an angle. She wears a beige ribbon on her head. She is wearing a white down coat, skinny jeans, and beige sneakers.
On the box is a figure and the Shiba with me logo. There is also a funko figure standing outside the box. The figure outside the box is placed in a position where the figure inside the box is not hidden. The box is pink with a checkered pattern. The background is light pink. 3D rendering.
ベージュの柴犬を散歩させている女性のFunkoフィギュア。Shiba with meと呼ばれ、明るい茶色の髪色。髪の毛先がカールしている。前髪は斜めにカール。頭にベージュのリボン。服装は白いダウンコートを着て、スキニージーンズを履き、ベージュのスニーカーを履いている。
箱にはフィギュアとShiba with meのロゴ。箱の外にもfunkoフィギュアが立っている。箱の外のフィギュアは箱の中のフィギュアが隠れない位置に配置。箱はピンクで、チェック柄の模様。背景は淡いピンク。3Dレンダリング。
優先順位の高い情報を先に指示することで、イメージが伝わりやすくなります。
「名前」や「犬種」、「毛の色」や「背景の色」などを、お好みで変更して作ってみてくださいね。
様々な背景のAI画像を生成する
プロンプトに指示を追加すると、様々な背景のAI画像が生成できます。
上記でご紹介した、基本のプロンプトに情報を追加して作成してみてくださいね。
春っぽい雰囲気の画像
- ピンクの着物を着たシーズー犬。
- 頭に桜の花の飾りを着けている。
- フィギュアはゴールドの土台に立っている。
- 背景は桜の花。
夏っぽい画像
- 麦綿帽子を被ったシーズー犬
- 帽子にはハイビスカスの花が着いている
- 笑顔
- ハイビスカスのアロハシャツを着ている。
- 土台にアイスクリームのモチーフ
- やしの木模様の箱
「幼い犬」というプロンプトで、子犬のような可愛らしさを表現できます。
クリスマス風の画像
- 赤い服で黒いベルトのサンタクロースの服を着たシーズー犬
- 頭にはサンタクロースの帽子を被っている。
- 切り株の土台に立っている。
- 箱は柊の葉と赤い実の模様
- 背景はクリスマスの雰囲気
AI画像作成のプロンプトとは
画像の作成では【ペットの情報】を入力するのですが、ここで押さえておきたいポイントがあります。
プロンプトが重要！
文章(プロンプト)を入力するコツ
コロンAIに伝わるように、文章は簡潔に情報をまとめることがポイントです。
下記のような順番を意識して作っています。
入力する情報(例)
- 「タイトル(ペットの名前)」と画像の雰囲気
- 犬種、ペットの特徴など
- ペットの行動や服、アクセサリーなど
- 作品のイメージ、カラー、背景など
一番伝えたい内容を一番最初に入力すると良いです。
ここで注意！
同じプロンプトを入力しても、同じ画像ができるわけではありません。
全く同じプロンプトで画像を何回か生成してみたところ、毎回違う画像ができあがりました。
同じ画像は2度と生成されない可能性が高いため、気に入った画像ができたらすぐに保存しておくと良いです。
どんな画像ができるか、いろいろ試しながら楽しむ気持ちで作成すると良いです♪
【プロンプト】についてもっと詳しく知りたい方は、記事の後半でも説明していますので、読んでみてくださいね。
「プロンプト」とは、画像を生成するための詳細を伝える文章です。
思い通りの画像を作成するためには「プロンプト」がとても重要なんです。
プロンプトの優先順位
- 一番描きたいもの、その情報を最初に指示します。
- 次に、見た目の特徴や行動など
- 背景
- カラーの設定
- どのようなテイストの画像にしたいのかを指示
プロンプトは、最初にくる文章が優先される傾向があるため、優先したい情報を一番に指示すると良いです。
指示が複雑になると、AIが混乱して伝わらないことがあるため、少しずつ試してみましょう。
ネガティブプロンプト
画像に取り入れたい情報とは反対に、描いてほしくない情報を指示する方法です。
例えば…
こちらが支持をしていないのに、人の手が描かれたり、人間が描かれたりすることがあります。
そんな時に、「人間は描かない」と、描いてほしくない情報を支持します。
※情報が複雑になると、伝わりにくくなります。
指示の伝わりやすさは、使用するアプリやツールによって変わります。
【Bing】は、指示が複雑になると少し混乱するようです。
制作画像の使用条件
個人で楽しむのは良いですが、AI画像は商用利用ができないものもありますので、注意が必要です。
【Microsoft Designer】制作画像の使用条件
【Microsoft Designer】の利用規約には、
お客様は、Designer の使用が個人的な使用のみを目的とするものであり、取引または商業の過程における使用ではないことに同意するものとします。
マイクロソフトサービス契約に定義されるとおり、サービスを構成することに同意するものとします。
とあります。
【商用利用】については「Microsoftサービス規約」で「お客様が個人的に非商用目的で使用するためにのみ提供されるものです。」と明記されています。
個人で楽しむ目的で使用することができ、商用利用はできません。
【Bing】制作画像の使用条件
「Image Creator」の使用条件では、【制作物の使用】についてこのように明記されています。
本契約、Microsoftサービス規約、および当社のコンテンツポリシーの厳守を条件として、オンラインサービスの外で、合法的な個人的、非営利目的で制作物を使用することができます。
ユーザーは、作成した画像を自由に使用することができますが、個人で楽しむことに限り、商用利用はできません。
商用利用について
制作した画像はSNSなどで自由に発信することができますが、【商用利用】については「Microsoftサービス規約」で「お客様が個人的に非商用目的で使用するためにのみ提供されるものです。」と明記されています。
「Image Creator」の利用条件は、「Microsoftサービス規約」に基づいていますので、作成した画像の商用利用はできません。
作成した画像は、SNSの投稿など個人的に楽しむことに限られます。
まとめ
今回は、アプリ【Microsoft Designer】と【Bing】を使って、Funko pop風の画像を作る方法をまとめました。
AI画像を作成するポイント
- 一番描きたいもの、その情報を最初に指示します。
- プロンプトは簡潔で具体的に。
- 気長に楽しむ気持ちで作成しよう。
自分や可愛いペット達がフィギュアになったような画像は、見ているだけで楽しい気持ちになりますね。
AI画像は指示する文章によって、完成形が様々です。
思い通りの画像ができないことも多いですが、いろいろな文章で試してみてくださいね。
お友達やペットの画像を作ってプレゼントしても喜ばれそうですね♪
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