動物健康管理士・動物介護士
ウエディングスタッフをしています。
所有資格について
- 犬の管理栄養士
- 動物健康管理士
- 動物介護士
- ペットロスケアアドバイザー
- ドッグシッター
- セラピードッグトレーナー
- ペット災害危機管理士
計7種
大切な家族・友人に感謝の気持ちを伝えたり、おもてなしをしたり、結婚式は限られた時間の中で盛大に楽しみ、思い出に残る一日にしたいですよね。
そんな中で、一緒に過ごしてきた愛犬もまた家族。
大好きなワンちゃんもぜひ一緒に結婚式に出席してもらいたい…!と考える飼い主さんは少なくないようです。
- 待ち時間はどれくらい?
- 挙式後、披露宴中はどうやって過ごすの?
- 負担をかげずに参加させる方法はある?
- 何を準備物すればいいの…?
- リングドッグにはどんな演出方法がある?
- 向いているワンちゃん・不向きなワンちゃんはいる?
という飼い主さんのために、
ワンちゃんが参加する方法の中で一番多い【リングドッグ】についてまとめました。
- リングドッグの待ち時間やワンちゃんの様子
- リングドッグの1日の流れ
- ワンちゃんに合わせた式場の選び方
- リングドッグの様々な演出
- 待ち時間の負担を軽減させる方法
- 事前や当日にどんな準備が必要なのか
家庭では30年以上 犬と暮らしてきたので、飼い主とウェディングスタッフの両面から検証していきます。
我が家の2ワン
コロンとショコラです。
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リングドッグとは
結婚式の際に、小さなお子さんが指輪を運ぶ【リングボーイ】や【リングガール】を見たことがあるのではないかと思います。
実際自分がしたことがあるという方もいらっしゃるかもしれませんね。
その「指輪を運ぶ役割」をワンちゃんに担ってもらうのが【リングドッグ】です。
専門のトレーニングを受けたワンちゃんがリングドッグを務める場合もあるようですが、一般的には新郎新婦さんと共に過ごしてきた愛犬に【リングドッグ】をお願いしたいと思う飼い主さんが多いです。
【リングドッグ】の役割は、新郎新婦が指輪を交換する際に指輪を運ぶことです。
バージンロードを歩いて、新郎新婦さんの元へ指輪を運びます。
2024年現在ではリングドッグの演出を希望される飼い主さんが増えてきて、式場でワンちゃんを見かける割合が増えてきました。
それに伴い、会場のスタッフもワンちゃんが参加する演出に慣れてきて、様々な対応ができるようになっている式場が増えています。
人気の演出の一つとなっているリングドッグは、ワンちゃんへの対応や待ち時間への配慮など、安心して参加させられる式場選びが重要なポイントです。
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リングドッグの流れ
リングドッグの当日の流れや、挙式までの待ち時間や過ごし方を紹介していきます。
会場によって多少変わりますが、参考になさってくださいね。
- 飼い主さんやご親族の方と一緒に会場入り
・挙式までは控室で待機🐶
・待機中に周辺を散歩したり、ロビーでウエルカムドッグとして参列者の方と過ごせる会場もあります。
※挙式会場以外はワンちゃんが入れない会場の場合は、挙式開始までの間は会場の外で待たなければならなくなる場合があります。 - 挙式が開始し、指輪の交換が近づくと、扉の外でしばらく待機🐶
・リングドッグの出番は挙式開始のだいたい15分後くらいです。
・扉の外ではプランナーさんやスタッフさんが一緒にいてくれます。 - 指輪の交換のタイミングで扉が開き、【リングドッグ入場】となります🐶
- リングドッグの出番が終わったら、そのままチャペル内で一緒に過ごせることが多いです。
・会場によって対応が変わる可能性があります。
その後、フラワーシャワーセレモニーなども一緒に参加し、写真撮影なども一緒に行うことができます🐶
挙式までの時間は、ロビーや親族控室などで飼い主さんと一緒に過ごせる会場と、挙式が開始するまでは会場内に入れない会場など、様々です。
挙式までの時間にお散歩をして排泄の時間を取ってあげることで、その後ワンちゃんが落ち着いて過ごすことができるようになり、リングドッグの成功につながります。
リングドッグを任されたワンちゃんの姿は、扉で待機中のスタッフ達や、式場内で勤務中のスタッフにとっても癒しの存在で、微笑ましく眺めています。
リングドッグの待ち時間はどれくらい?
リングドッグとして挙式のみに参加する場合や、挙式後もガーデンでのケーキバイトや他のセレモニーに参加する場合など、ワンちゃんが参加できる場面の数や会場によって待ち時間が変わります。
それぞれの待ち時間の違いを、当日の流れにそって検証していきます。
当日の流れと挙式の待ち時間
ワンちゃんがロビーや親族控室で待機できる会場の場合
【例】15:30から挙式の場合
だいたい挙式の3時間前に会場入りしたとして、
《12:30頃に会場入り》
※2時間半〜3時間半前には会場入りされる方が多いです。
・会場入りから挙式が開始するまでは、家族と一緒に過ごせる場合が多い為、ワンちゃんが一人で待つ時間は短いです。
🐶お散歩ができるのは、この時間帯です。
🐶この間に、新郎新婦さんのファーストミート(ドレス姿を披露します♡)やファミリーミート(ご家族に披露)などがあり、会場によってはワンちゃんも一緒に参加できます。
《15:30挙式開始》
・挙式が始まると、リングドッグの入場までは家族と離れる場合が多い為、10分〜15分ほど離れることになります。
《16:00に挙式終了》
🐶その後の写真撮影なども一緒に参加できます。
挙式まで時間があるので、天候が良ければご親族の方が式場の周りをお散歩して、排泄する時間を何度かとられています。
挙式までの時間に、何度かお散歩することが可能なので、どの時間に散歩をするかプランナーさんと事前の打ち合わせで計画しておくと安心です。
☔️雨天の場合は散歩ができなかったり、ガーデンなどでの演出が予定変更になったりする場合がある為、雨天の場合の動きも計画しておくと当日バタバタしないので安心です。
新郎新婦さんやご両親は一番にご来館される為、待ち時間を少なくする為に、ワンちゃんだけご親戚の方と一緒に少し遅れてご来館されるなど、ワンちゃんの性格に合わせて対応される方もいらっしゃいます。
ワンちゃんが挙式まで式場内に入れない会場の場合
挙式の3時間まえに会場入りした場合、挙式までの3時間近くが待ち時間となり、会場内に同伴できない式場もある為、その点も確認が必要です。
挙式までの待ち時間も控室などでワンちゃんと一緒に過ごせる式場が安心ですね。
ご親族や親戚の方が交代で様子を見たり、天候がよければ周辺を散歩することもできます。
披露宴中の待ち時間
披露宴はだいたい2時間半〜3時間なので、リングドッグとして挙式のみに参加する場合は、披露宴の間は待ち時間となります。
ワンちゃんを新郎新婦控室で待たせておく場合、お色直しの中座で15分〜20分の間ワンちゃんの様子を見ることができますが、その他の時間は一人で過ごすことになります。
控室には「新郎新婦控室」や「親族控室」などがあります。
ご親族が主にワンちゃんのお世話をされる場合は「親族控室」で待機させるのが良いです🐶
披露宴中のセレモニーにもワンちゃんを参加させる場合は、一緒に過ごせる時間が増えます。
※披露宴中のペットの参加は、会場によって対応が変わります。
ワンちゃんが会場内で待機できない場合
挙式の時間以外は、ワンちゃんが会場内に入ることができない式場があります。
挙式後の披露宴からおひらきまでの間、ワンちゃんが会場の外でずっと待機するのは無理ですよね…。
その場合は、送迎可能な【ペットシッター】や【ペットホテル】に一時預かりをお願いして、ワンちゃんが安全に過ごせるようにする方法があります。
時間を伝えておくと式場まで迎えに来てもらえる為、挙式が終わって披露宴が開始するまでの間にワンちゃんを預けることができます。
※引き渡しの時に必要な書類(ワクチン接種証明書・狂犬病予防証明書など)を、事前に確認して準備しておくことで、スムーズに対応することができます。
定点カメラで、ペットホテルで過ごすワンちゃんの様子をスマホから観られるホテルもあります。
どのタイミングでワンちゃんを引き渡すことが可能か、プランナーさんとよく相談をして、当日お世話をしてもらう方に内容を共有しておくことが大切です。
披露宴中もワンちゃんと一緒に参加♪
リングドッグの演出に対応できる会場が増えてきたことに伴い、最近では披露宴中もワンちゃんと過ごせるペットファーストな会場も増えています。
披露宴中も新郎新婦さんと一緒に写真に写ったり、ペットカートの中でぐっすり眠り、親族席で飼い主さんと一緒にリングドッグの疲れを癒しているワンちゃんもいました。
人に慣れているワンちゃんであれば、披露宴中も飼い主さんと一緒に過ごせて良いですね♪
- 席を離れる時は誰かが席に残ってワンちゃんだけで過ごすことがないようにすると安心です。
- 披露宴中の料理には玉ねぎなどのネギ類やチョコレートなど、ワンちゃんにとって中毒を起こす食材が使われていることがあります。
ワンちゃんが謝って口にしてしまうことがないよう充分気をつけましょう。 - 他の参加者の方がびっくりしないように、挙式・披露宴中にワンちゃんが同席することを事前にお知らせしておきましょう。
- リード・ペットカート・ケージなどを準備しておくと、両手がふさがることがなく安心です。
自宅で留守番する場合の待ち時間
【結婚式に参加させずにご自宅で留守番をした場合】
結婚式は、入館してから退館するまで8時間〜9時間近くかかります。
その他の移動時間なども考えると、ワンちゃんがご自宅で留守番する場合は、長時間一人で過ごすことになります。
ペット用の見守りカメラで様子を見る方法もありますが、あまり長時間の留守番をさせたことがないワンちゃんや、留守番で強い不安を感じるワンちゃんもいますよね。
そんなワンちゃんは、飼い主さんと一緒に参加できる式場を選んだ方が安心する場合がありますね。
ペットシッターさんやペットホテルに預けるなどして、ワンちゃんの様子を見守れる環境を整える方法もあります。
ペットホテルやペットシッターに預ける場合
ペットホテルやペットシッターさんに預ける場合、ペットホテルの営業時間や式場に入館する時間によっては、前日から預けなければならなくなることがあります。
午後からの挙式で、退館時間が遅くなる場合は、お迎えが翌日になってしまう可能性も。
そうなると長時間飼い主さんと離れることになります。
- 一緒に結婚式に参加させる
- 挙式だけ参加して、その後数時間だけペットホテル・ペットシッターさんに預ける
- 結婚式には参加させずに丸一日預ける
など、
ワンちゃんの性格に合わせて、どの方法がよりワンちゃんの負担や不安を軽減できるかを考えてご検討されると良いと思います。
我が家の場合は、コロンの方は長時間留守番をさせると傷付くので、できるだけ離れる時間を短くできるように考えると思います。
一緒に行きたいタイプ
ワンちゃんにぴったりの式場選びが大切
飼い主さんとずっと一緒にいることを楽しめるワンちゃんもいれば、たくさんのお客さんの中で緊張してしまうワンちゃんもいたり、性格によって様々です。
- 挙式だけ参加して、その後はペットホテルでゆっくり過ごしてもらおう…💭
- 挙式の後は、式場内の控室でゆっくり過ごしてもらい、時々様子を見られるようにしたいな…💭
- 挙式の後の披露宴もずっと一緒に過ごしたいな…💭
上記のように、ワンちゃんの性格に合わせた参加方法を考え、それに対応してもらえる式場を選べると安心です。
ワンちゃんが挙式後にセレモニーに参加したり、式場内の控室で待機することができるかどうかは、各式場によって異なりますので、飼い主さんのコンセプトとワンちゃんの性格にぴったりの式場を選ぶことが大切です。
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など、式場探しサイトで相談しながら探す方法があります。
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それぞれのサイトの特徴を簡単に説明していきます。
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リングドッグの演出
ここではリングドッグの演出方法についてご紹介していきます。
ワンちゃんだけで歩かせても良い会場と、スタッフさんの付き添いなどが必要な会場があり、それぞれの式場によって参加の方法が違いますので、確認が必要です。
指輪の運び方
1匹でバージンロードを歩いて運ぶ
こちらの方法が一番多いです。
- まっすぐ飼い主さんの方へ走って行ったり、途中で参列者の方々にご挨拶をして寄り道をしながら進んだり、とても可愛らしい演出です。
- 1匹に限らず、2匹飼われている場合は2匹でリングドッグを任されるワンちゃんもいます。
※会場によっては、1匹のみ参加可能な場合があります。
誰かにリードを持ってもらってバージンロードを歩く
ご親族やペットシッターさんにリードを引いてもらえるので、確実にバージンロードを進むことができます。
甥っ子姪っ子さんがワンちゃんに慣れているようであれば、リードを引いて一緒に歩いてもらうのも可愛らしいですね。
乗り物に乗ってバージンロードを進む
こちらも可愛らしく、確実に指輪を届けられます。
途中で降りてしまったり怖がったりする可能性がある為、じっと座っていられるワンちゃんに向いています。
動く車にびっくりしないように、事前に練習をしておくと安心ですね。
リングドッグで使うリングピロー
リュック型リングピロー
リュックサックのように背負って運んだり、衣装の背中に縫いつけたりして、運びやすくしたリングピローです。
ワンちゃんが走っても指輪が落ちないように固定できるものを使うと安心です。
指輪が落ちてしまうことを防ぐ為に、『蓋が閉まるもの』と式場から指定される場合があります。
リボンに通して首に結ぶ
途中で指輪を落とさずに確実に運ぶことができます。
リボンが途中でほどけないように、首が苦しくないように気をつけて結びます。
風船を付けて運ぶ
指輪を巾着に入れて風船の紐にくくり付けたり、指輪を固定した小さなぬいぐるみをくくり付けるなどして指輪を運びます。
揺れる風船が見た目にも可愛らしい演出です。
注意点
ワンちゃんが風船にびっくりしたり、違和感を感じたりする可能性がある為、事前に衣装を着て練習して慣らしておくと安心です。
カゴにリングピローを入れて咥えて運ぶ
難易度は高めですが、指輪を入れたカゴを口で咥えて運ぶ方法もあります。
装飾されたカゴや、咥えて運ぶ姿が可愛らしく、訓練された姿がかっこいい印象を与える演出でもあります。
普段から口で物を咥えることが好きなワンちゃんや、興味を持って楽しく練習できそうなワンちゃんにはぴったりの演出です。
カゴが横を向く場合がある為、カゴに蓋を付けたり、カゴの中でリングピローを固定しておくと安心です。
カゴを咥えてリングドッグに挑戦した春空ちゃんと來空くんの体験談はこちら
リングドッグ以外に参加できる演出はある?
会場によっては、リングドッグ以外にもワンちゃんが参加できる演出(セレモニー)があります。
ワンちゃんが参加する演出の数によって、披露宴中にワンちゃんが一人で過ごす時間が変わります。
披露宴会場は料理を提供する関係で、披露宴会場の中はペットの同伴が難しいことが多いのですが、披露宴会場に併設されたガーデンを利用することでペットの参加が可能になる会場もあります。
ガーデンには屋根がない会場がある為、天候によって演出の内容が変わる可能性があります☔️
- 会場によっては、披露宴の間ガーデンに繋がれて飼い主さんの近くで過ごしたり、控室ではなくロビーに繋がれて、常に誰か人がいる状態で待ち時間を過ごしているワンちゃんもいました。
- ワンちゃんの待ち時間は控室のみの会場もあり、それぞれの会場によって待ち時間の対応は異なりますので、確認が必要です。
※チャペル以外はワンちゃんが入ることができない会場もあります。
挙式の時の【リングドッグ】のみ参加可能で、披露宴会場には参加ができない会場や、披露宴会場にも少しの時間参加させてもらえる会場など、場所によって変わります。
リングドッグの一日
当日の流れ
【例】15:30から挙式の場合
12:30:ご両親・新郎新婦さん会場入り
🐶ワンちゃんも一緒にご来館♪
13:00〜14:30:着付・ヘアセット
🐶この時間にお散歩できます。
新郎新婦→ファーストミート・記念撮影
🐶会場によっては参加可能
この時間はご親族と過ごすことが多いです。
14:50:ファミリーミート・家族写真
🐶ワンちゃんも参加可能
15:00:挙式リハーサル
🐶ワンちゃんもリハーサル♪
15:30:《挙式開始》
🐶いよいよリングドッグスタンバイ!
🐶リングドッグ入場♪
16:00:挙式終了
16:10:全員集合写真
16:25:ご親族記念撮影
🐶ワンちゃんも一緒に撮影♪
16:30:《披露宴開始》
主賓挨拶
乾杯🥂
友人スピーチ
17:15:ファーストバイト🎂
🐶会場によっては参加可能
17:25:新婦お色直し
→控室へ
17:30:新郎お色直し
→控室へ
18:00:お色直し後再入場
18:10:ゲームや余興など
🐶会場によっては参加可能
18:45:両家代表謝辞
18:50:謝辞
18:55:新郎新婦退場
19:00:おひらき
20:00:新郎新婦ご退館
長時間滞在することになるので、待ち時間に使う物を準備して臨むと安心です。
待ち時間のストレスを
軽減させる工夫
会場内でワンちゃんが待機できる場合
チャペルや控室などは同伴可能でも、披露宴には一緒に参加できない会場が多い為、リングドッグなどの役割が終了してからは、控室で過ごすことになります。
※会場によっては、披露宴中にガーデンやロビーでも過ごすことが可能であったり、披露宴にも参加できる会場もあります。
披露宴では料理の提供がある関係で、披露宴会場にはペットが入れないことが多いです。
不安を軽減させる工夫
- 控室やロビーで過ごす場合は、ケージの中で過ごす為、ペットシートやお水、使い慣れた毛布やタオル、お気に入りのおもちゃなど、ワンちゃんや家の匂いがする物を入れてあげると、安心できます。
- 声で安心するようなワンちゃんは、控室に小型テレビやラジオなどの人の声が聴こえるアイテムを置いて、落ち着いて過ごせる環境を作るのも良いですね。
- ワンちゃんの出番が終了したタイミングで、式場に【ペットシッターさん】がお迎えに来られて、ワンちゃんを預けられる方もいらっしゃいます。
- せっかくの可愛い衣装ですが、出番が終わったら脱がせてあげましょう。
フォーマルな衣装はゴワゴワして動きにくかったり、レースや装飾が引っかかったりします。
脱がせるか、寒ければいつも着慣れている服に着替えさせてあげると過ごしやすいです。
ワンちゃんはどこで過ごすの?
- 新郎新婦控室や、親族控室で過ごすことが多いです。
※新郎新婦控室は新郎新婦さんのみ、親族控室はご親族のみ入室可能です。 - 会場によっては、披露宴に併設されたガーデンにワンちゃんを繋いで飼い主さんの近くで過ごすことができます。
- 常にスタッフがいるロビーにケージを置いて過ごすことができる会場もあります。
ロビーのケージの中で披露宴中ぐっすり眠っていたワンちゃんもいました🐶💤
※ガーデン・ロビーなどで待たせることができるかどうかは、式場によって変わります。
披露宴会場にワンちゃんが入れる会場もあるよ。
ガーデンは屋外で屋根がない場合があり、夏は暑く、冬は寒い為、季節によってはワンちゃんを長時間過ごさせることは難しい場合があります。
披露宴の途中でワンちゃんに会える?
ワンちゃんが式場ないで待機できる場合、新郎新婦さんが中座(お色直し)などで控室に戻った時に様子を見たり、ご親族のどなたかが時々様子を見て、ワンちゃんがずっと一人で過ごすことがないように配慮されている方もいらっしゃいます。
ワンちゃんを一人にしない為に、披露宴には参加されない「ワンちゃんのお世話をする為の親戚の方」が来られていたこともありました。
その他、上記で紹介したように、リングドッグ以外のセレモニーにワンちゃんが参加する場合は、披露宴中でも一緒に過ごすことができたり、ガーデンで一緒に過ごすことができる場合があります。
※式場によってできない会場があります。
信頼できるペットシッターさんがいらっしゃる場合や、人懐っこい性格のワンちゃんには向いていそうですね。
結婚式は多少時間が遅れることがありますので、ペットシッターさんにその旨を伝えておくと良いと思います。控室で静かに待った方が良いか、スタッフがいて人の気配がある場所(ロビーなど)で待つ方が良いのかは、ワンちゃんの性格によるので、それぞれの性格に合わせて計画していくと良いです。
ちなみに、
我が家のコロンは人の気配がある方が安心するタイプ。
ショコラは神経質なので、控室でテレビやラジオの音を聴かせながら、お気に入りの毛布を敷いて落ち着いて過ごした方が安心するタイプです。
式場によって、ワンちゃんの行動可能な範囲や、待ち時間に使用できる場所が変わってくるので、どのように過ごさせたいかを考えて会場を選ぶのも良いですね。
挙式会場以外同伴不可の場合
挙式会場のみワンちゃんの入室が可能で、その他の会館内にはペットが入れない会場もあります。
その場合は、挙式後にペットシッターさんに預けたり、ペットホテルに一時預かりをお願いしたりして、ワンちゃんが安全に待機できる場所を確保します。
結婚式場までお迎えに来てもらえる【送迎可能】なお店が便利です。
▼挙式会場以外同伴不可の会場でのリングドッグの体験談はこちら
リングドッグの練習
ぶっつけ本番では心配!
という飼い主さんも多く、事前に式場でリングドッグの練習をすることも可能です。
本番で使う衣装やリングピローなどを使って練習しておくと、ワンちゃんの当日の動きを予想しやすくなるので安心です。
ワンちゃんがびっくりしないように、音やBGMなども確認しておくと良いです。
※ワンちゃんに合わせて音は鳴らさないこともあります。
事前に練習をしておくことで、スタッフもワンちゃんの性格を把握することができ、ワンちゃんの情報をスタッフ全体で共有することができる為、事前に練習ができるとワンちゃんもスタッフも安心です♡
※式場によっては、必ず事前の練習が必要な会場もある為、確認が必要です。
これがあれば安心!
リングドッグに必要な準備物
準備物には、ワンちゃんが着用する物や、式場から持参を頼まれる物がありますので、必要な物を式場に確認しておきましょう。
ワンちゃんが着用するもの
①リングピロー
大事な指輪を落とさず運べる形の物が良いです。
安定感のあるリュックタイプの物を使っているワンちゃんが多いです。
指輪を落とさない為に、リボンに指輪を通して首輪に結んでいた飼い主さんもいらっしゃいました。
②おむつ・マナーベルト
こちらは、式場から準備を求められる場合があります。
式場内やバージンロードの途中でマーキングしてしまうことを防ぐ為にも必要で、おむつを着用したまま式に参加する場合が多いです。
普段あまり使わない方も、4枚入りで300円ほどで売っているので安心です。
男の子用と女の子用があるよ。
サイズが大きすぎるとズルズルと脱げてしまう為、ピッタリのサイズを選ぶことが大切です。
③ワンちゃん用の衣装
結婚式では式場内も飼い主さんも参列者の方もフォーマルな装いの為、ワンちゃんもドレスアップすると一層雰囲気に溶け込むことができます。
ドレスアップしたワンちゃんは、そこにいるだけで十分すぎるくらい可愛いです♡
※式場によっては、ワンちゃんの衣装も会場で選ぶことができます。
服が変わるだけで一気に結婚式の雰囲気になりますね!
\ショコラが着ているのはこちら/
▼衣装についてもっと詳しく♪▼
④ハーネス・リード
待ち時間に式場の外をお散歩して気分転換したり、排泄の時間を取ったりする時に必要です。
場合によっては、安全の為に式場内でも着用させることがあります。
※外れて逃げてしまうことがないように、サイズがピッタリ合ったものを選びましょう。
待ち時間に必要なもの
⑤ケージ・キャリーなど
こちらは、式場から準備をお願いされる場合があります。
控室の中では、ケージやキャリーバッグの中で待機することになります。
キャリーボックスは狭いので、ケージの方がゆっくり過ごせると思います。
\折り畳めるタイプが便利/
⑥ペットシート
こちらも、式場から準備をお願いされる場合があります。
待合室で排泄することがある為、待合室のケージの中に敷いておきます。
⑦フード・水・おやつ
時間によってはごはんを用意して食べさせたり、水分補給ができるように準備が必要です。
⑧毛布・タオルなど
ワンちゃんが普段使っている毛布やタオルなどを用意しておくと、待ち時間に安心して過ごすことができます。
お気に入りのクッションやおもちゃなど、ケージの中に入る大きさの物であれば、入れてあげると良いですね。
▼必要な準備物をもっと詳しく▼
参列者の方に確認
参列者の方の中に動物アレルギーの方がいないかどうか、事前に【リングドッグ】の演出があることを伝えて、確認をしておくと安心です。
※式場によっては、参列者の方全員の同意を得られなければ、ペットの参加ができない会場があり、承諾が必要ない会場もあります。
リングドッグQ&A
リングドッグのメリット・デメリット
現場で感じた
【リングドッグのメリット】
- 可愛らしい演出である。
- 大切な家族と大事な時間を共有できる。
- 長時間留守番をさせずに過ごすことができる。
- 飼い主さんの緊張が緩和する
など、メリットは様々ありますが、現場で見ていて一番感じたメリットは、
圧倒的な緊張緩和力です!
普段の生活の中でも、家の中にペットがいるだけで空気が和むことがありますよね。
それは飼い主さんにとって、挙式中も同じだと感じます。
新郎新婦さんだけでなく、そのご両親も大変緊張されていることが多い結婚式。
そんな中、大切な家族であるワンちゃんがいてくれるだけで、ホッと安心できる飼い主さんも多いようです。
ご実家で一緒に過ごしてきたワンちゃんなら尚更ですね♡
挙式の前に、会場の外をご両親がワンちゃんとお散歩されている姿をお見かけしますが、ワンちゃんの排泄の為でもありつつ、ホッと一息つける瞬間のように感じました。
挙式後の披露宴で「リングドッグ、上手くいきましたか?」と声をかけさせていただいた時、それまでどこか緊張した顔をされていたご両親の表情がフワッと緩んで「すごく上手にできたんですよ!」と満面の笑みで教えてくださいました。
正直、結婚式当日の中で一番の笑顔をいただきましたよ。
「頑張ってくれました〜!😄」って、家族の一大イベントに一緒に参加してくれたワンちゃんに頼もしさを感じられているようでした。
嬉しそうなご様子を見て、
ワンちゃんの力って凄いな…としみじみと思いました。
このように、ワンちゃんの参加は可愛い演出であるだけでなく、ご家族の緊張を緩和させる力があるように思います。
現場で感じた
【デメリット】
デメリットは、ワンちゃんにどうしても待ち時間ができる場合があることです。
ワンちゃんの性格によっては、寂しい思いや不安な思いをさせる可能性もあります。
現場で見ていると、普段と違った環境を楽しんでいるようなワンちゃんや、待ち時間にぐっすり眠ってくれているワンちゃんもいるので、全てのワンちゃんが不安を感じながら待ち続けているかというと、そうでもない印象です。
反対に、挙式の間飼い主さんが近くにいてもずっと吠えているワンちゃんもいて、知らない人がたくさんいてびっくりしているのかな…?と感じたこともあります。
待ち時間に不安を感じるかどうかは、ワンちゃんの性格や待つ時間の長さによります。
ワンちゃんの性格に合わせて、できるだけ一緒に過ごせる演出を考えたり、ペットシッターさんにお願いするなどして、不安を軽減できると良いですね。
リングドッグが失敗したら?
リングドッグの失敗を心配される飼い主さんもいらっしゃると思います。
上手にバージンロードを進めなかったとしても、プランナーさんが失敗に見えないようにフォローしてくれたり、上手くいかなかったとしてもそれすら可愛らしいのが【リングドッグ】なので、どちらにしても会場が和んで、それもご愛嬌という感じです。
会場全体が思わず笑顔になってしまうのが、リングドッグの魅力です。
事前に式場で練習をして、会場の雰囲気に慣れたりプランナーさんと関わる機会をもったりすると、式場のスタッフもワンちゃんの性格を把握できる為、より安心ですね♡
リングドッグの注意点
結婚式に限らず、ペットホテルや親戚の家などにワンちゃんを預けている時、リードから首が抜けてしまって、迷子になってしまった…💦
という迷子犬を探している投稿を時々見かけます。
ワンちゃんにも結婚式に参加してもらう際は、安全に無事故で参加してもらうことが大前提です。
結婚式場はワンちゃんにとって慣れない場所なので、そんな中あまり関わりのない慣れていない人に対応してもらう場合は、更に注意が必要です。
ワンちゃんと普段一緒に生活していたり、扱いに慣れている方にお任せするのが安心です。
リードは、首や体が抜けないサイズがピッタリ合ったものを着用して【逃げてしまう】ことがないように十分気を付けましょう。
注意点
リングドッグ用のフォーマルなリードは、見た目は可愛いのですが、リードとしては不安定な作りである場合があります。
挙式が終わったら、普段使い慣れているリードに変えた方が安心です。
怖がりなワンちゃんは特に、びっくりして逃げようとする場合があります。
慣れている飼い主さんが対応するか、心配な場合は控室などでケージやキャリーバックに入れて、外に出ずにワンちゃんが落ち着いて過ごせる環境を作るなど、できるだけ興奮させないように配慮することが大切です。
貸切の会場であっても、逃げてしまうと思わぬケガに繋がる場合があります。
門を閉めている会場でも、柵の隙間から外へ出てしまう可能性があります。
ガーデンでのセレモニーに参加させる時は、ガーデンにプールがあるような会場もある為、誤って落ちてしまったりすることがないように、抱っこしておくかリードを付けてしっかり握っておきたいですね。
新郎新婦さんは、挙式や披露宴中はワンちゃんの対応ができないことが多いので、事前に確認した会場の情報を、お世話をしてもらうご両親やご親戚の方に共有しておくことが大切です。
リングドッグさんには元気にご来館いただき、元気にご帰宅していただくことが最重要ポイントです!
結びに
今回は、リングドッグの待ち時間や必要な準備物についてまとめました。
リングドッグの待ち時間
- 会場の方針によって、待ち時間や待機場所は異なる。
- 会場内で待機できる場合、リングドッグのスタンバイから入場の間、打ち合わせの時間以外は一緒に過ごす時間がある。
お散歩も可能
※事前に時間配分を確認しておくと安心です。 - 披露宴会場には入れない場合があるので、2時間半から3時間の間一人で過ごすことになる。
※ガーデンは屋外で屋根がない場合がある為、天候によって左右される可能性があり、真夏や真冬は長時間過ごすことは難しい。 - 会場によって、披露宴に併設されているガーデンやロビーで待たせることができる会場もある。
- 披露宴にも参加可能な会場もある。
- 新郎新婦さんが2人で飼われていて、ご両親にお世話をお願いできない場合は、待ち時間が長くなる可能性がある。
必要な準備物
①リングピロー
②おむつ
③ワンちゃん用の衣装
④ハーネス・リード
⑤ケージ・キャリーなど
⑥ペットシート
⑦フード・水・おやつ
⑧毛布・タオルなど
おむつ・ケージ・ペットシートなど、式場から持参をお願いされる物もあります。
待ち時間の負担を軽減させる為には、家庭で使っている毛布やタオルを持参して安心して過ごせるようにしたり、ご親族が様子を見に行く時間を取ったり、ペットシッターさんにお願いしたりする方法があります。
おまけ話
もし我が家で【リングドッグ】を検討することがあった場合…
- 人懐っこくてお留守番よりお出かけが大好きなコロンはリングドッグ向き。
- ビビりなショコラは控室に同伴できる会場で、落ち着いて過ごせる環境を作るようにするかな…💭
と思います。
怖がりで環境の変化にビクビク、お家が一番落ち着ける場所なショコラは、お留守番の方が負担が少ないのかな…💭
と思いますが、さすがにコロンと別行動だと不安がるのと、一人でお留守番させるには時間が長すぎるし、なにより傷つきそうです。
やはりワンちゃんの性格に合わせて、待機方法や演出も対応してもらえる式場選びが大切ですね。
大切な家族であるワンちゃんと一緒に、思い出に残る素敵な結婚式を過ごせますように…✨